共感と信頼の対話

日々仕事や家事など、忙しく追われていると、自分自身の心身のケアがおろそかになりがちですね。目の前のやらなければいけないことを優先して、気が付いたら心も体も一杯一杯という方も多いですが、少しでも自分の心と体に優しくありたい!というとき、意識しておくと良いポイントを書いてみます。

先日、あまり体力的に丈夫ではない私にしては珍しく徹夜イベントに参加して、心身ともにへとへとになりました。肩や腰、脚もパンパンで体内時計も狂ってしまって気持ち悪くなるほどでしたが、睡眠時間が少ないのがダメな方なので、結構きつかったです。

で、そういう状態から体調を回復させていく時に意識したのは、「体の疲れや不調を感じることをブロックしないこと」でした。

普通、こういう状態になってしまうと、何とか持ちこたえなければいけない!と心身の辛さをガッチリブロックして固めてしまうことが多いと思います。

身体の苦痛や不快感を感じるのが恐いということもあるでしょう。感じてしまったら、そこからなし崩し的に体調が悪くなって、仕事ができなくなってしまう!とか思ってしまうのです。

こういう状態が続くと、芯までコチコチになってしまって、整体などに行ってもちょっとやそっとじゃ解れない!ということになりがちです。

弛めなければいけないことは分かっているし、弛めたいのですが、なかなか弛んでくれなのですよね。

このとき、心と体は分離していて、身体の声が聞こえないように、私たちは心の耳を塞いでいます。この状態から、聞く耳持たなかった身体の声を、心を開いてじっと聞くようにするのです。

ぐ~っと固くしている身体に意識を向け、深く呼吸をしながら、そうすることでブロックしているエネルギーをブロックしないで流していくようにするのです。

多分その流れは、普段の自分の意識では無意識にも流れてほしくないような、流れ方をすると思います。ゆっくりとでいいので、それが流れたいように流れることを許して呼吸とともに感じてあげると、ブロックしていた緊張はす~っと弛んでいきます。

エネルギーは重層的に固められていることが多いので、その下からどんどん別の層が出てくることもあるでしょうが、時間の許す限りこれをしてあげると、芯の方で固まっていた緊張まで弛んでいきます。

これをしてあげると、そこからなし崩し的に体調が悪くなっていくということは無く、回復力も上がって思ったよりも悪くならずに済むことが多いです。

疲れを認め、感じてしまったら動けなくなってしまう!と私たちは恐がっていることが多いのだろうと思うのですが、実際には逆なのですね。

自身の身体と心の声を聞かずにシャットアウトするから、余計に心身が固くなって辛くなるのです。

自分自身と対話する姿勢を常に持ち続けることは、心身の健康の上でも、充実した人生のためにも、とても大切なことです。状況がきつい時ほど私たちはこうしたことをおろそかにしがちですが、調子の出ない時ほどこの基本をしっかりと整えてあげると、自分を取り戻すきっかけになっていきます。

自分自身との対話というと、思考で「内なる自分は一体何を言ってくるだろうか?」と考えてしまう方がよくあるのですが、思考で答えを出そうとするのではなく、基本はじっと感じとるというイメージです。

こちらからあーでもない、こーでもないと考えを押し付けるのではなく、それとともに在って察し、汲み取ってあげるようにします。

私たちだって、思いを胸に一杯抱えているとき、何も言わなくても気持ちに寄り添ってくれる人があったら、重い心の蓋がスルッと開いて、気づいたら胸の内を打ち明けていたということがあるでしょう。

抱えているものを開いていけるのは、指図し、決めつける相手ではなく、黙って心を寄せ、開いていくスペースを提供してくれる人に対してなのです。

翻って、自分がその聞き役に回る場合、自分の利害と相反する相手に対してそれをするのはなかなかに葛藤があるでしょう。この葛藤がありつつニュートラルに相手に開いていくには、自分の中に湧き上がる様々な気持ちをしっかり受け止める段階が不可欠です。

自分が被るであろう不利益の痛みを引き受けた上で、相手の気持ちに意識を向けると、自分と同じように、相手もまた痛みがあることが理解できます。ここに、共感と慈愛の余地が生じるのです。

一方的に「それじゃ困る!」と自分の意見をぶつけるだけでは、永遠に平行線です。自分の痛みも、相手の痛みもちゃんと受け止めた上で、互いの痛みから離れずに対話することで、反発ではなく、どこか親しみと信頼が生まれます。

対話は、全く違ったレベルの質のものになっていくでしょう。

長い目で見て、一方を押さえつけて得た結論と、共感と信頼の対話から生まれた結論と、どちらが安定した調和を生むでしょうか。

信頼を生む対話には、自分自身の痛みと恐怖に対処できる意識の在り方を身につけることです。これは、どこに行っても通用する生涯の財産になるでしょう。



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