意識の「奥行」

最近、意識の使い方を色々実験しています。

特に、「深く見る」ということについて、
ある方が「奥行」という言葉を使っていたのに
触発されて、

自分はどのくらいものごとの「奥行」を
捉えられているだろうか、と思ったので、
日課のヨガや瞑想の時に、それを意識しながら
やってみました。

自分の吸う息が、体のどこまで入っていくのか。
吐くときにどこまで届いているのか。

物理的な息が届く範囲を超えて、
呼吸をする、という行為によって生じる
バイブレーションが、宇宙のどこまで
響いているのだろうか、と意識を凝らしてみます。

あるいは、アーサナで体を動かすときに、
以前から自分の体を通して宇宙につながる感覚
はあったのですが、

「奥行」というキーワードでこれを行うと、
その感覚が別次元のもののように、
深く、繊細に、そしてより鮮やかに
感じられるようになりました。

キーワード一つでこれほどまでに違うものか、
と驚いているのですが、

ほんのちょっとの視点の違い、意識の使い方で
大きく世界が飛躍する、ということがあるのだな
と体験させていただきました。

まだ始めたばかりなので、せわしない日常でも
瞬時に使えるよう、もっと実践して深めて
いきたいと思います。

この感覚、次の何かを生み出していくときに
使うことになるのかな~?という予感も
何となくあったりします。

つれづれなるままに今感じていることを
綴っていくと、

この「奥行」の中に、実は膨大な情報が格納
されている、という感じがあって、

たとえば能や尺八などの日本の伝統芸能は、
この「奥行」の芸術であると言ってもいいのでは
ないかと素人ながら思ったりするわけです。
(あくまで素人意見です)

そうしたものが民族の共有財産としてある
ということは、日本人はこの「奥行」を
感じ取る能力をみんなが持っている、
ということでもありますね。

それは、何も特別な人だけが持っている
特殊な能力ではないわけです。

間とか余白の美とか言いますよね。

今や世界のカルチャーになっている漫画も、
日本人のこの感覚があったればこそ、
とどこかで誰かが論じていたような記憶が
あります。(曖昧ですみません)

また、能のお囃子では指揮者はなく、太鼓、
あるいは大鼓が統率するそうですが、

西洋音楽のオーケストラをやっている人から
すると、指揮者もなくあれほど完璧な間合いで
演奏できるのは、「信じられない!」
のだそうです。

私たちがお祝いの時によくやる手締めなんかも
他の民族ではなぜかばらばらになってできない
そうですが、

日本人の感覚からすると、できないことの方が
不思議だったりする。

なかなか興味深い現象だと思うのですが、
その感覚に程度の差はあれ、普通過ぎて
気づかないほどに、私たちにとっては
当たり前の感覚なのでしょう。

現代日本では随分とこうした「奥行」を
楽しむ文化が薄れてきているような気も
しますが、

民族固有の文化という枠を超えて、
傑作と言われる作品は多かれ少なかれ
「奥行」の世界がしっかり表現されている
ものなのだろうと思うのです。

こうしたものを表現するには、
当然のことながら作者は日常的にそうしたものに
触れているはずで、

奥行を読み取る感性のない人間とは
全く違った世界を生きているのだろうな、
と思ったりします。

そんなことを考えていて思い浮かんだ人物が
2人いて、一人は以前にもご紹介した
「グランドファーザー」(徳間書店刊)に登場する
ネイティブアメリカンのメディスンマンであり戦士
でもあったグランドファーザー。

ヨガのガネーシャ・ギリ先生が紹介されていて
読んだ本なのですが、すご~く良い本です!

彼の見ていた世界は、まさに常人には計り知れない
広大な奥行きの世界でした。その世界観に
根ざした哲学は、読んでいても心震わせる
ものがあります。

良かったらぜひ読んでみてください。(^^)

そしてもう1人が、ヨガの大家である
成瀬雅春先生。

実際にお会いしたことはないのですが、
著書を拝見していると、その奥行きの深さが
半端ないですね。

私ごときが論じらるような方ではありませんが、
先生ほどの意識の密度と繊細さをもって
奥行を探求すれば、

そこに格納された太古の叡智を読み取ったりする
ことも、確かに夢物語ではないのだろうという
説得力があります。

私なんかはまだ入り口を見つけたくらいなので、
絶対的に意識の基礎筋力が足りてませんが、

意識を深く使う、ということをもっと安定して
できるようになっていこう、というのが
目標になりました。

根を詰めすぎず、気長に取り組んでいく
ことにします。



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