他者に責任を押し付ける狂気

最近、家族がちょっとしたトラブルに
なりかかっている案件に頭を悩ませていて、
色々話し合いをしたのですが、

本人、そのこととなると途端にものすごい
拒絶反応を示してほぼ思考停止状態になり
先に進まないので、どうしてなのかな~?
と、ワークしてみることにしました。

自身の現実に現れている存在はすべて
自分の映し鏡だと繰り返しお伝えしてきて
いますが、

私自身もこの人のようにここまで拒絶反応を
示しているものってあるのかな~?と
自覚が全くありませんでした。

その家族は、結構感情論でものごとを見る
タイプなので、嫌いだと感じたら絶対嫌い。
理屈じゃない、と譲らないのです。

でも、本人は理屈も「そんなのわかってる!」
という認識で、本当に分かっているのかと
こまごま確認すると、細部で詰めが甘くて
やっぱりわかっていないところもあったり。

そのうえで、自分の感情論に都合の
いいようにしかものごとを見ようとしません。

冷静に、ニュートラルなポジションから
見るという意識が弱くて、感情に引きずられて
ストーリーをねつ造してしまうような
印象すらあります。

私が「本当に相手はそんな風に言ったの?」と
突っ込んでいくと、しどろもどろになって
ぼろが出る、ということも何回もありました。

「あの人はいい加減だし誠意がないから」と
見れば、そのように相手を作り上げて見る
というようなところが無きにしも非ず、
なのです。

かなり極端な片寄り方をするな~とは
以前から思っていましたが、こと
この件に関してはそれが状況を自ら
悪化させる要因にもなっている気がします。

とにかく私が割って入って論点を整理し、
今後の対応策と落としどころを
どうするのか、というところを提示した
ところで終わっているのですが、

本人にもう少し自分の感情を収める術を
学んだらどうか、と言うと、速攻で
「嫌だ」と答えが返ってきました。

とにかく不愉快な感情に触れるのが
絶対に嫌なようです。

抑圧していて、たびたび噴き出してきたり、
それがこういうトラブルを引き寄せてくること
を思えば、ずっと楽になるのにね~と
思っても、本人が嫌なのだから仕方ありません。

そんな様子を見ていると、これのどこが自分
なんだろうな~?と困惑する思いです。

でも、絶対にあるんですよね。
こういう側面が。
見えてないだけで。

じ~っと当人を見ていると、
「私の具合が悪いのは相手のせいなのだ。
相手のせいでこんなにも不愉快な思いを
しているのだから、改めるべきは相手の方だ」
という強い思いが見えてきます。

もうそれ以外に真実はない!くらいの感じです。

でも、私から見ると「それは違うでしょ。
自分が責任を負うべきところを相手に丸投げ
してるだけだ」と見えるわけですね。

そして、当人の落ち着かない気持ち、
イライラカリカリする、鬱屈した感情に
じ~っとフォーカスしてみました。

「あいつがいけないんだ。お前がいけない。
私はやることをやっているんだから。
お前のせいで私はこんなに苦しい」
そんな声が聞えてきます。

どうあっても相手が悪いことにしたい。
という執念すら感じます。

もし自分にも非があることを
認めてしまったら。。。

一気にあの耐え難い苦しみが
襲ってくる。

特に、抑圧に抑圧を重ねた怒りに
我を見失って、気が狂ってしまう。

その怒りのエネルギーを捉えて、
叫び、触れてみました。

馬鹿にされた!という深い憤りの感情が
出てきます。

この言葉、確かに本人の口から結構
聞くことがあります。

そして、逆に他者を馬鹿にするような発言も
割と頻繁に聞くんですよね。

自分が他者にしているように、他者からも
馬鹿にされたと感じているのでしょう。

馬鹿にされたと感じた瞬間の感覚を
辿っていくと、息ができないくらいの
ショックを受けています。

お腹や胸にドシン!ときて、
そのまま固まっている感じでした。

私自身の体でこの感覚を辿ってみると、
確かに深~いところにありましたね~。

これに触れられると、猛烈に反発して
相手を叩きのめしたい気分になるんですね。

これが、怒りや憎しみにつながっていく
わけです。

この感覚をじっと感じていると、
以前ある体験でしたとても不愉快な出来事
を思い出しました。

未だにその不快感が残っていますが、
まったく同質ものでしたね。

やはりその時も、相手を心の中で非難したり
馬鹿にするような思いを抱くことで
バランスを取っていました。

今、それを止めて、ただシンプルに
馬鹿にされたショックや痛みを
受け止めていきます。

自分の非を認めることが、まるで
相手に対する敗北のように感じられる
部分もあったので、これも受け止めます。

もう誰にも、ババ抜きのように自分の
心の痛みを擦り付けるようなことは
しない、とコミットします。

深くこの感覚を受け止めていくと、
自分の魂の奥底にひた隠しにしてきた
ストーリーが上がってきました。

かつて、自分の罪を誰かのせいにした
過去世のものでした。

自分で責任を負い、その人の名誉を回復
しなければなりません。

相手の怒り、憎しみ、無念さ、悔しさなどを
全て受け止め、解放していきます。

同時に、そのようなことを平然とやって
のけた自分の狂気も受け止めていきます。

こういう狂気は、今までなかなか触れて
こなかったですね。

家族の件から思わぬ発見がありました。

もう少しワークを続けてみます。



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