罪と罰、そして戒めと許しについて

感情解放ワークでしばしば出てくる
フレーズに、「自分自身を罰している」
というのがあります。

顕在意識では苦しいのは嫌で今すぐにでも
楽になりたいと思っているのに、
掘り下げていくと出てくるんですね。

これを別の言葉で表現して見ると、
「自分が幸せになることを許していない」
となるでしょうか。

「罰している」ということは、何かしら
「罰せられなければならないような何か」を
心の奥深くに後ろめたさとして持っている
ということになりますね。

こういうフレーズが出てきたときに、
「え~?何だろう?」って頭で考えても
多分出てきません。

まぁ、余程心の傷になっている出来事が
今生の記憶にある場合は別ですけれど。

ですので、
その「自分を許せない感覚」自体を
体感でとって、辿っていきます。

「許せない」とつぶやきながら体の感覚を
感じてみると、どこかぐっと力が入ったり
しこりのように感じる場所があると思います。

それが「自分を罰している感覚」
なわけです。

言葉のバイブレーション、エネルギーは
こうやって体に落としてみるんですね。

ここに命の呼吸を送ってあげながら、
しこりのように固くなったエネルギーを緩めつつ、
自分を罰し続けなければならないものが
何なのか、封印した扉を開いていきます。

今世の出来事の場合もあれば、過去世の
ストーリーのこともあるでしょう。

そこまで罰し続け、容易に思い出せないほど
閉ざしているということは、

封印が固ければ固いほど、
そこに埋もれた感情のエネルギーも
大きなものがあるのでしょう。

けれど、どんなに受け止めがたいと
思える感情も、いずれは受け止めるときが
やってきます。

それを、いつにするかという選択
なのだと思います。

「自分がした許しがたい何か」を
許せずにいるすべての人は、
その出来事に向き合えてはいません。

大抵、深い動揺の中で右往左往しているか、
固まっているかのどちらかで、
まともに出来事を見られていないのです。

見られていないから、
自分のやったことがわからない。

直視することが恐ろしすぎて、
向き合えないまま、ただただ自分を責め
罰してやり過ごしているのです。

けれど、いくらそんなやり方で
自分を罰したとしても、

出来事を受け止めていないわけですから
迷惑をかけた相手がいたとしても
贖罪にはなりません。

根本的に、それは「利己的な逃避」
でしかないのです。

そうやって長いこと罪悪感に苛まれつつ
しこりを抱えて過ごすことになるんですね。

その自分への罰の「刑期」を、
一体いつ終わらせるのか。

それを決めるのも、誰かではなく、
自分自身です。

そのためには、まず、
出来事に本当に向き合って、
受け止められていなかった感情を
受け止めることが必要です。

動揺、混乱した気持ち、ショック、
それに続いて悲しみや喪失感などの感情が
段階的に現れてきたりしますね。

自分を責めるのは一切やめて、
ただひたすら心の奥深くに閉じ込めていた
気持ちの数々を生きてあげるのです。

ある程度それができると、ようやく
多少は冷静に出来事を見られるようになります。

相手にもちゃんと向き合うことができるでしょう。

そこから、相手の味わった気持ちを
しっかりと受け止めるんですね。

だから、最初に自分自身の気持ちが
きちんと受け止められていないと、
この段階にはたどり着けないのです。

そして、
相手の苦しみが本当に受け止められたとき、
心の底から「すまなかった」という
言葉が言えるでしょう。

このような言葉でない限り、
相手は決してあなたを許せないのです。

そしてまた、その相手とは、
あなた自身の鏡の中の姿でもあります。

あなたが自分を許せないでいるのは、
そういうことなのです。

出来事をきちんと総括できていないと、
再び同じようなことをしてしまう
過ちの種がそのまま残ります。

それがどこかでわかっているから、
固く戒め、あるいは自分を罰して
そうならないように止めているんですね。

戒めは、異様なまでの潔癖性となって
表れることがしばしばあります。

正義や正しさ、倫理性や美学などへの
強いこだわりがある方は、その裏に
向き合えないままの未完了の罪悪感が
眠っていたりします。

自分の中の「罪」を許せていないので、
他者にも必然的に厳しくなってしまうのですね。

けれども、その原因となった
出来事にまつわる感情をしっかり統合すると、
そうしたこだわりはゆるんで、
他者にも寛容になります。

自分を許せると、
他者をも許せるようになるからです。

他者に許してもらうには、
自分が責任をしっかりと果たしたうえで、
自分を許すことです。

許しには、その土台がなければならない
と私は考えています。



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