「繊細さを生きても大丈夫な自分」になる選択

一見、タフであることを装っているけれど、
実はものすごく繊細で、その繊細さを
タフネスの仮面で蓋をしている方って
あなたの周りにもいませんか?

それとも、あなた自身がそうでしょうか。

男性でも女性でもあるケースだと思うのですが、
あまりにも繊細過ぎるがゆえに、
人並み以上に傷ついてきたので、

その繊細さを自身で封印しているのですね。

そうして長いこと生きてきて、
自分がそんなにも繊細だったということを
いつしか自分でも忘れてしまっている
ことさえあります。

うすうす気づいていたり、
指摘されても絶対に認めなかったり、
人によって色々でしょうが、

いずれにせよ、そうすることによって
耐え難い痛みから自分を守ってきたのです。

けれど、本来の自分に蓋をすると、
どうしても傷が引き攣れたようにぎこちなくなるし、
それはそれでまた生き辛いものだと思います。

セッションでもしばしば出合うケース
ではあるのですが、

本当は、その繊細さに蓋をするのではなく、
繊細さを在るがままに生きても大丈夫な自分
になった方が、人生の充実感は高いのではないか
と思います。

なぜなら、人並み外れたその繊細さも、
その人らしさであり、それ自体がギフト
だと思うからです。

ギフトに蓋をして生きるのも辛いし
それなりに努力もいるのですから、

どうせなら、その繊細さを持ったままで、
いかに気が狂わずに生きていけるか、
という方向で努力してみた方が、

自分自身の持っている可能性を
健全に広げていけるような
気がするのです。

自分の持っている繊細さと言うギフトを
生き辛さの原因として忌み嫌うのではなく、
逆にそれを大事にして生かしていく
道を模索するわけですね。

この二つの選択の内、どちらを歩むかで
随分とその人の人生は違ったものに
なるでしょう。

一見、どうしようもない厄介な荷物に思えても、
使い方で実はとんでもなく有用な資源に変わる
という事例はいくらでもあります。

繊細さと言う資質も、気持ちのカケラ君と
同じく、扱い方を間違うと、

いつまでも自分を苦しめ続ける
モンスターで在り続けてしまうでしょう。

繊細であるが故の苦しみから逃げないことです。

少なくとも、否定しないで深く命の呼吸を
しながら少しずつでも受け止めていけば、
ちゃんと受け止めていけるはずのもの
ではないかな、と思うのです。

もちろん、だからと言って限界を超えて
苦しい状況の中に留まり続けろと
言っているわけではありませんよ。

そうではなく、状況には「適切に応答」しながら、
自身の内に生じる苦しみはしっかり統合の
プロセスを進めていく、ということです。

自身の繊細さをブロックしている人は、
しばしばとても冷たく感じられたり、
まるで情感を交わせない壁のように
感じられたりします。

まさしく、自分で外界との壁を作って
鎧をまとっているからなのですが、

遥か昔に自分で作った壁や鎧に
自分で戸惑っている方も珍しくはありません。

本当はみんなと仲良くしたいのに、
まるでそれができなくて、いつしか
そんな欲求すらなかったことにして
抑圧していたりします。

あの辛さを味わうくらいなら、
孤独であった方がいい、
という選択なのでしょう。

けれど、繊細さの負の側面を抑圧すると、
ギフトとしての素敵な側面も
切り捨てることになります。

人並み外れた繊細さを持っているということは、
人並み外れた素敵なギフトも手にする
資質があるということです。

それを棄ててしまうのは、
もったいなくないですか?

そこで、自分を自分として生きる覚悟が
問われるのです。

自分だけのために準備されたそのギフトを
取りに行くのか行かないのか。

もちろん、放棄する選択もアリです。

でも、決める前に、
二つの選択肢で生きてみた1年後を、
それぞれイメージしてみてください。

どちらの方が、より楽しく、輝いた自分で
いるでしょうか。

自分の持っている繊細さを切り捨てた選択と、
活かした選択。

どちらを選んでも、それなりのきつさや
辛さはあると思います。

でも、実のある辛さ、努力の積み重ねになるのは、
人生の最期に後悔しないのはどちらでしょうか?

よ~く自分に問うてみてくださいね。

そして、ギフトが与えられているということは、
それを使いこなす潜在的な力も同時に持って
生まれてきている、ということもお忘れなく。

今まで、ないと思ってませんでしたか?笑

ちゃんと、あるんですよ。
ただ、その取り出し方や使い方を
知らなかっただけなんですね。

それだけなんですから、学べばいいじゃないですか。

そうすれば、知らないからできない、
という理屈はもう崩れていくわけですね。

そして、可能性を汲み上げられる自分になって、
後は実践していくだけ。

道はあります。
さぁ、やるのかやらないのか。

私は、自分の可能性を信じ、開こうと決めた方たちが
どんどん表情を取り戻し、生き生きと輝いていかれる
姿を見るのがとても嬉しいのです。

自分自身であってもいいのだよね。
誰しもがそう思える世界であるように。



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