どうしても相手の立場に立てない時のワーク

互いの意見がかみ合わない中で、
それぞれが絶対に自分の立ち位置から
動こうとしない時、議論は硬直状態に
なります。

どうにか接点を見出して、建設的な流れと
関係性にもっていきたいと願いながらも、

いやだってさ、どうやったって間違ってるのは
相手でしょ!?相手の意見を汲む余地なんかないし!

などと、持論を固持してしまいがちです。

こういうとき、感情解放ワークをしても、
そもそも相手の視点に意識を移動できないので
そのままではこの状態を解いていくことができません。

その場合は、まず持論にしがみつくことの奥にある
感情を拾ってこれを統合してやるところから
始めます。

とまぁ、偉そうに解説していますが、
実は最近、母との間で長年、どうしても互いに
譲れない在る出来事について、またしても
物別れに終わったので、ここで改めて
取り組んでみたい、と思ったわけです。

それも、私が小学生のころの出来事の話ですから、
かれこれ三十云年、持ち越し、互いに
意地を張り合っております。

まぁ、お互い頑固者同士の親子ですね。(^^;

母は、強烈な個性と意志力を持った人でしたから、
子供のころはどう逆らったって、ねじ伏せられる
ばかりでした。

今の時代の友達のような親子みたいな、
物分かりの良い親ではなく、私にとっては
容赦なく君臨する、問答無用の親でした。

そうして互いに年を取って、力関係が変化してくると、
私も大分自分の意思表示ができるようになり、
好き勝手にするようになって、息ができるように
なってきた感じです。

そんな中で、互いに平行線になるのは
母の教育方針に対して、私は締め付けられすぎて
死にそうだった!と言うと、

母は、あの当時はみんなそうだった。
あんなに色々習い事をさせてあげたんだから、
感謝しなさい!と言い張ります。

まぁ、させてもらえないよりは有り難い
のでしょうけれど、私にとっては
身になったものは一つもなくて
トラウマばかり残った形なので、

それを感謝せいといわれても、
到底納得できるようなことではないのです。

あんなに死にそうになっていた私を
見もしないで、有り難いと思えって
どういうこと!?って怒りばかりが
突き上げてきます。

一方の母は、あんなにやらせてあげたのに、
感謝の一つもないのか、と不満を募らせ、
なんて娘だ、そんな風に言うなんてひどい!
と言います。

それぞれがそれぞれの立場で、
絶対に譲れない思いがあるんですね。

共働きで必死でやってきた子育てを否定されて
打ちのめされる母と、それでもかつての自分の
苦しみを理解しようともされない私の立場では
どうやっても交わるところがありません。

これも鏡ですので、私が母の立場を認めなければ、
母は絶対に私の気持ちなんて受け止めようとは
しないでしょう。

で・も・ね~!
絶対ヤダ!なんですよ~~!
そんなのは!笑

と突っ張る自分がいる~(≧▽≦)

あ~、もう何年これやってるんだか!
と思いつつ、この行き止まりを打開すべく、
ワークを再開しました。

自分のことだとなかなかワークを誘導できないので、
解説しながらだと「ふむふむ、そうだったな」
と進められるかも、です。

で、この場合は持論にしがみつく気持ちの
奥を見るのでした。

もし自分の意見を譲って母の気持ちを
受け入れたら、とイメージして見ると、

そうなったら母が正しくて、私の思いは
すべて間違っていたことになる。
それは許せない、という思いがありました。

あの自分の苦しみが否定される無念さ、怒り、
屈辱感、悲しみ、虚しさ、絶望感がありました。

まずはこれを命の呼吸とともに
受け止めていきます。

これらは、小学生の当時、私が抱えていた気持ち
そのものでした。

しばらく受け止めていくと、胸で感じていた
突っ張りが緩んできました。

それから改めて母に向き合うと、
どうにか母の側の意識にも入れそうです。

母の意識に入ると、私の「あなたのそのやり方で
私は死にそうだった」という言葉に対して、
「そんなはずはない」と否定していました。

ちゃんとご飯を作って食べさせたし、
あれもこれもしてあげた。
私は間違っていない。と言い張ります。

そこで、同じように、持論を固持することの奥の
気持ちを見ていきました。

もし本当に娘が自分のやり方故に苦しんだことを
受け入れたら。。。

頭をガーンと殴られたような感覚と、
踏ん張っていた自分が崩壊するくらいの
ショックの感覚がありました。

これを受け止めたうえで、改めて私に向き合うと、
「辛かった」と言う私の言葉に、胸が締め付けられる
ような思いがしました。

それも受け止めていきます。

その中で、母もまた自分の親に決して受け止めて
もらえなかった悲しみや思いがそこに重なって
きました。

母自身がそれを受け止められていなかったので、
私の辛さも、受け止められなかったのですね。

こういう場合、母とその親の代のワークをする
必要があったりします。
セッションではよくやりますね。

母も、親に対するひとかたならぬ未完了の気持ちが
あるようです。

こうして何代か遡って、ワークをすると、
今までどうにも変えようのなかった気持ちが
随分と落ち着いてくるんですね。

やっぱりここまでやらないとダメか~
って感じでしたが、
今日は長くなってしまったので、
また改めて続きをやりたいと思います。



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